証券アナリストの1次試験の攻略法をお伝えします。
試験を受けたのは数年前ですが、根本的な手法をご提示するので今でも参考になると思います。
必要勉強量
まず、3科目それぞれの勉強量はどれくらいか。
正直バックグラウンドによります。。
一般的には
経済<財務分析<証券分析とポートフォリオ・マネジメント
の順で勉強量が多くなります。
以下、毎日1時間こつこつと勉強した場合の想定勉強量です
理系大学院ファイナンス専攻の場合
経済 :2か月
財務分析 :2か月
証券分析 :2週間
理系(学部)の場合(非ファイナンス専攻)
経済 :3か月
財務分析 :4か月
証券分析 :3か月
文系の場合(数学に抵抗ない)
経済 :2か月
財務分析 :4か月
証券分析 :4か月
文系の場合(数学に抵抗あり)
経済 :3か月
財務分析 :5か月
証券分析 :6か月
証券アナリストを目指すという時点である程度は学力があるのが前提です。
上記勉強時間で落ちるようであれば、勉強方法が間違ってるかもしれないです。
方法を再確認しましょう。
各科目の特徴
各科目の特徴は暗記量と計算量の2つの観点で表すことができます。
暗記量は
証券分析<経済<財務分析
の順で多くなります。
計算量は
財務分析<経済<証券分析
の順で多くなります。
暗記と計算のどちらが得意かというバックグラウンド
によって、勉強法や受験順を考えてもよいと思います。
受験順
証券アナリスト1次試験は年2回、春と秋に受験機会があります。
オーソドックスな順番は
春 財務分析・経済
秋 証券分析
理系の場合は
春 経済・証券分析
秋 財務分析
がよいと思います。
春に3科目受験して残った科目を秋に受けるという技もありです。
テキスト
TACのテキストを購入すれば問題ないです。
総まとめテキストと過去問題集を使用して勉強します。
協会から送られてくるテキストは完全無視でよいです。
余裕がある人は趣味の世界で見るくらいかなと思います。
ただ、数学苦手な人は
証券アナリストのための数学再入門
が証券アナリストに関係する数学箇所のみを対象にしているので、活用するとよいと思います。
勉強法
まずは、TACの総まとめテキストを流し読みします。
理解できなくてもどんどん読んでいきます。
そしてすぐに過去問に取り掛かります。
過去問を1問ずつ解いていきます。
ポイントは総まとめテキストを見つつ、内容を理解しながら過去問題集をじっくり解いて進めていくことです。
これだけで大丈夫です。
1次試験は、TACテキスト以外のテクニカルな出題は基本ないので、しっかりやれば受かります。
まとめ
証券アナリストの資格対策は
協会テキスト無視して、TACテキストのみを学習することがポイントです。
合格点は60%くらいと言われています。
合格率も50%くらいです。
専門的な試験だと感じるかもしれませんが、TACテキストをしっかり行えば合格することができます。
ポイントのみのご紹介ですが、合格の一助となれば幸いです。
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