おすすめ投資信託1選

ファイナンス

導入

資産運用を始めようと考えて調べてみると
「まずは投資信託から開始しましょう」
と言われると思います。
しかし、世の中には投資信託が多数あります。

そこで、どんな投資信託を選べばよいのか悩み調べると思います。
”投資信託 おすすめ”
で検索すると、おすすめ10選とかのサイトが出てきます。
しかし、投資初心者にとっては10個に絞ってもまだ多いです。

そのような悩みと混乱を避けるため、
今回はおすすめ投資信託をただ1つだけ紹介します。

ご紹介前提

私の前提

資産運用業務を10年以上行っております。
数理的手法を用いて、アロケーション(資産配分)やリスク管理を実施しています。
超長期視点(30年以上)での投資(戦略的配分)を実施しているので、個人の方にも役立つと思います。

投資する側の前提

運用期間は20年以上を想定しています。
短期的な運用(トレーディング)向けではないです。
長期間かけて資産形成を図りたい向けです。

おすすめ投資信託

おすすめ投資信託は

eMaxisSlim 全世界株式(オール・カントリー)

です。
投資信託の詳細はこちら

資産運用はこれだけで充分だと思います。
理由は3つございます。

インデックス投資

まず、インデックス投資であることが大事です。
正確に言うと、コストがかからない投資信託を選びます。

投資信託のコストは大きく分けて3つです。
①買うとき(購入時手数料)
②売るとき(信託財産留保額)
③保有管理料(信託報酬)
です。
特に重要なのは③です。
毎年かかるコストなので、超長期だと影響が大きいです。

コストが低いのがインデックス投資タイプの投資信託です。
コストの業界最安値を争っているのが
・eMaxisSlim
・SBIインデックスファンド
・ニッセイインデックスファンド
・大和-ifreeインデックスファンド
になります。
”投資信託おすすめ”で検索すると上記は出てくると思います。
下記説明を見てeMaxisSlimがどうしても嫌だという場合は上記を検討してみてください。

分散投資

投資の格言に
「すべての卵を一つのカゴに盛るな」
というのがあります。
一つのカゴに入れていたら何かあったときに全て割れてしまうので、複数のカゴに入れてリスク分散を図りましょうということを表しています。
分散投資の有効性は数理的にも表すことができます。(説明は別記事予定)

投資信託も、分散投資を図っているタイプをおすすめします。
1つの会社だけではなく
1つの業界だけではなく
1つの国だけではなく
全世界を対象に投資することが大事です。
eMaxisSlimだと、全世界株式(オール・カントリー)が該当します。
長い目(数十年スパン)で見れば、米国が調子よいときがあれば、新興国が調子よいときもあります。
投資対象を全世界としておけば、安定的に成長が見込めます。
世界の経済成長率は約3%ほどなので、理論的には平均年3%のリターン(24年で投資した額の2倍)になります。
さらに資本主義という枠組みが継続する限り、全世界株式市場は成長していくと思います。
逆に日本株は人口減少に伴い株価の成長は見込めない可能性があるので注意が必要だと個人的には考えております。

情報開示

上記説明した通り、コストが安い投資信託は他にもあります。
私がその中でeMaxisをおすすめする理由は
ホームページのわかりやすさと情報開示量です。

eMaxisの場合は証券会社のツールよりホームページのほうが見やすいです。
また、他の投資信託のホームページより見やすいと感じています。
そして、一番のおすすめポイントは過去データ(ヒストリカルデータ)をcsvでダウンロードできることです。
Bloomberg(情報端末)があるなら上場株価データはダウンロードできますが、個人では普通所有してないと思います。
過去データをダウンロードできるのは意外とありがたいのです。
ではなぜありがたいかというと、元データ(1次情報)を使用して自分で分析が可能だからです。
證券会社のツールで各種分析は実施されますが、やはり自分で手を動かして分析することが数値の意味、傾向、弱点を把握でき、効果的な投資に繋がると考えます。
(分析方法は別記事で紹介いたします。)

よって、分析可能なデータを簡単にダウンロードできるeMaxisSlimをおすすめします。

まとめ

おすすめ投資信託として
eMaxisSlim 全世界株式(オール・カントリー)
をご紹介しました。
積み立てNISAを始めてみようと思っているが、何に投資すればよいか迷っている方はぜひ検討してみてください。
投資信託選びに迷っている方々の一助となれば幸いです。

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