おすすめ生命保険の種類

ファイナンス

生命保険選び

生命保険選びは悩むと思います。
種類も数多くあり、しかも複雑なのでよくわからないと思います。
本記事ではおすすめの保険商品ではなく、おすすめの生命保険種類をご紹介します。

私は現役で生命保険会社で働いています。
資産運用、商品開発、リスク管理を数学を用いて分析する仕事をずっと行っています。
理論面からの観点でご紹介していきたいと思います。

生命保険の種類

生命保険は難しいのですが、それでも抑えておきたいのは種類です。
一般的な分け方として
・死亡保険
・医療保険
・がん保険
・学資保険
の4つが主な種類かと思います。

この中で推奨したいのが、死亡保険です。

さらに死亡保険のなかでも
・定期保険
・終身保険
・養老保険
とありますが、おすすめしたいのは定期保険です。

保険を考えたときは死亡保険(定期保険)をおすすめします。

理由

なぜ定期保険がおすすめかをご説明します。
ライフプラン(人生)で重要なものの1つは
お金のキャッシュフローコントロールです。
キャッシュフローとは
1年後:収入400万円、支出300万円
2年後:収入400万円、支出500万円
・・・
のような時間軸を持ったお金の動きです。
キャッシュフローは将来の予測なので固定でなく確率的に動きます
人生を安定的に過ごすためには、将来キャッシュフローのブレ幅のコントロールが重要です。

将来キャッシュフローのブレとは想定外のお金のフローです。

収入面:ボーナスカット、減給、失業
支出面:死亡、病気
のようなものがあります。

この中には発生確率が低いものと高いものがあります。
また、ブレ幅が小さいものと大きいものがあります。
生命保険でカバーしたいのは、発生確率が小さくブレ幅が大きいものです。
それが、死亡保険になります。
とはいえ、老後の将来キャッシュフローはある程度見通しが立っており、死亡によるブレ幅も少ないです。
よって、必要な期間は働き盛りだけでよいと思います。すなわち定期保険で充分なのです。がん保険等の医療保険は人気ですが、発生確率とブレ幅を鑑みて加入を考えたほうがよいと思います。

まとめ

生命保険のおすすめ種類は定期保険というご紹介をさせていただきました。
それでも保険商品はたくさんありますが、選択肢を狭める参考になればと思います。

生命保険選びに迷った方々の一助となれば幸いです。

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