ストックとフロー

その他
Abstract technology background, big data digital line wave business concept

この世界の事象はストックとフローしかない

いきなり何を言い出すのかと。
世の中の事象をシンプルに捉えましょうということです。
やはり、何を言っているのかと、、

この世界の事象・状況は時間と共に変化していきます。
結局知りたいのは、
① 今(or ある時点)はどんな状況なのか
② どんな状況の変化があったのか
の2つです。
そして
①の情報がストック情報
②の情報がフロー情報
です。

この世界の事象は複雑ですが、大きくストックとフローの2つに分類されることを意識するだけで見え方が変わってきます。

ファイナンスの世界の場合で考えると

ファイナンスの世界の場合で考えます。
ちなみに身近なファイナンスは家計簿です。

ストック情報は
会計情報だとBS(貸借対照表)
家計簿だと資産残高
フロー情報は
会計情報だとPL(損益計算書)
家計簿だと収入支出
です。

家計簿の場合で考えると
3月31日時点で預金残高が100万とします。
この預金残高はストック情報です。
4月1日から4月30日で
収入が30万円
支出が▲20万円
の場合、お金の動きの合計は+10万円
これがフロー情報です。
そして、4月30日時点の預金残高は110万円になります。
この預金残高は(ひつこいですが)ストック情報です。

ここで見られるように、
ストック情報+フロー情報=ストック情報
が基本構造です。

さらに一番最初に立ち返ると、最初は何もない(0)なので
0+フロー情報=ストック情報
となります。
すなわち、ストック情報は結局フロー情報の集合体なのです。
とうことは、結局フロー情報だけ把握すればよいのです。

ただ、フロー情報は時系列情報で分析や情報の捉え方が難しいです
ホントはフロー情報を把握したほうがよいのですが、わかりやすい指標としてストック指標のほうが世の中で使われています。

キャッシュフロー

しかし、一度はフロー情報を把握したほうがよいと思います。
お金のフロー情報はキャッシュフローといいます。
簡単にいうとお金の流れです。
家計簿の場合で一番のシンプルなのが
年ごとにいくらお金が入って、いくらでていくか
を管理するだけです。
そうすると、いくらお金が溜まるか(ストック情報)もわかります。
年金生活の不安もなくなります。

最初はざっくり計算するだけでよいです
具体的な方法は別記事で紹介します

まとめ

ストック情報とフロー情報の違いを説明しました
世の中は結局この2つの情報だけというのを意識するだけで、見え方が違うと思います
情報をどのように分類すればよいか悩んでいる人の一助となれば幸いです

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